効率よくお金が貯まる家計簿をつける

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家計簿の必要性

家計簿は必要か、不要か?答えはズバリ「必要です」付け加えるとするならば、「節約の効率を上げるためには」必要です。

「お金が貯まらない」原因のほとんどが「何にいくら使ったかわからないお金」いわゆる「使途不明金」である可能性が高く、原因がわからないから対策も打てない、という仕組みだと思っています。

家計簿をつけることで「何にいくら」のぼんやりしていた部分がハッキリとわかるようになります。

メリット

実は私も以前は、家計簿を全くつけていなかった内の1人なのですが、一見、効果が薄そうな家計簿には、次のようなメリットがありました。

  • 問題点がピンポイントでわかる
  • 問題の原因を分析する習慣がつく
  • 傾向や変化の兆候を読みやすい
  • 生活水準を維持しやすい

節約ポイントが見えやすくなり、効率よく節約を行えるベースが作れます。また、生活水準が可視化されることで、本能的にそれを維持しようという働きが生まれ、節約意識が高まります。

闇雲にただ、我慢するだけではストレスも溜まり、モチベーションが続きません。また、根気よく続いたとしても効果を最大化できず、パフォーマンスも低下してしまいます。

デメリット

何事でもそうですが、メリットもあればデメリットもあります。実際に私が家計簿をつけていく上で感じたデメリットをお伝えします。

  • そもそも面倒くさい
  • 家計簿をつけることで満足してしまう
  • 継続しないと効果を実感しにくい
  • ダイレクトな節約効果はない

レシートの項目を一つひとつ見ながら、費目別に分けるのは本当に面倒くさい。そして、特に何の課題感も持たずに、ただ単調につけていく家計簿は苦行でしかありません。

また、家計簿をつけた途端に「節約になった」というような直接的な効果はないため、あくまで節約までの過程であるという認識が一番大事だと思います。

我が家の家計ルール

メリットのみをしっかり享受するために、デメリットに対して上手く対処していくことが重要になります。あくまで一例になりますが、「意味のある」家計簿にしていくためのポイントについて、我が家をベースにご紹介していきたいと思います。

費目をザックリ分ける

例えば、楽しむためのお金を「交際費」「被服費」「娯楽費」…など、細かく分けすぎると、家計簿を「つける」作業に時間が割かれ「考える」作業まで行きつかない可能性が高まり、本来の目的が達成されません。

外食ひとつ取っても「友達と」「家族と」「会社付き合いで」…などで費目分けしてしまうと、原因が分散されることで、問題が問題としてが見えづらくなる可能性もあります。まずは、①大きい括りで攻め所を明確にする。次に、②細分化して解決していく。この方法が一番、楽で効率的だと思っています。

roblicco
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ちなみに我が家では最初、以下の費目にザックリ分けました。コンパクトにギュッとまとめる事で、すごく管理が楽になります。

固定費

  • 生活費 → 生きるために必要なお金
    • 住居費、食費、日用品費
    • 水道光熱費、通信費、交通費
    • 保険費、お小遣いなど

変動費

  • 贅沢費 → 楽しむためのお金
    • 交際費、行楽費、被服費
    • 外食費、娯楽費、雑費など
  • 経費 → 生きる以外で必要なお金
    • 医療費、ヘアカット代、冠婚葬祭費
    • 税金の支払い、校納金の支払い
    • 車の整備費、家電買い替え費など

一方、この限りでないパターンもあります。例えば「被服費」でも消耗した衣類(下着など)の購入となると一変して、「経費」に入れる必要があると思います。

また完璧に判別できれば理想ですが、ある程度、ご家族の趣味趣向や時と場合で例外があるぐらいのザックリでも良いかと思います。

ある程度、判別に悩む時間や労力が減るとすごく楽に、そして効率的に家計簿をつけることが出来ます。

お小遣いを上手に活用する

一例ですが、我が家では「家族用の食材」と「個人用の嗜好品」を一緒に購入していました。当然ですが、一緒に購入する方が買い物効率がいいからです。

roblicco
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個人的に食べたいお菓子など、ここぞとばかりに、同じ買い物カゴにインしてました。

個人用の嗜好品とは具体的に、

  • 晩酌するための「ビール」
  • 小腹が空いた時の「じゃがりこ」
  • 健康・美容のための「ビタミンサプリ」
  • お風呂上がりに飲みたい「ジュース」
  • 夜中にこっそり食べたい「ティラミス」

至福の時間を味わうため、また自分自身を高めるために大事なものです。まだまだ挙げればたくさんありますがw

一方、こういったものを食費と一緒に購入してしまうと、家計簿での仕訳も大変になりますし、純粋な食費だけの支出傾向が見えなくなるリスクがあります。

そこで我が家では、家族全員をお小遣い制にして「嗜好品の購入にはお小遣いを使う」ことをルールとしました。

お小遣いを活用することで、

  • 無制限ではないため、考えて購入する
  • 無意識で節約してしまう仕組みが作れる
  • 純粋な食費の傾向がわかり、管理しやすい

食費を管理している1人だけでなく、家族1人ひとりが自分のものを買うために「考えて」購入するという行為がすごく重要だと思います。

それによって、無意識に節約できる仕組みが造られ、ストレスさえ感じずに得だけしてしまいます。

「お小遣い」を上手に活用することで、家計簿をつける際の負担を減らし、効率よく節約できる仕組みを造ることが出来たと思います。

家計簿を続けるために

まず、家計簿をつける作業は、あくまで節約までの過程であって、ダイレクトな節約効果はないことを認識しておくことが大切です。

また、続けやすい家計簿をつくるために、負担を最小限に抑えるために、

  1. ザックリと費目を分ける
  2. お小遣いを上手に活用する

はすごく重要な要素だと感じています。家計簿を続けやすい仕組みが出来ると、隠れた問題に目が向きやすくなり「考える」時間を増やし、より効果を実感しやすくなります。

我が家も全くお金に無頓着な所からスタートしましたが今では、その重要性に気付けたので、節約アイテムとして「家計簿」を重宝しています。

これからも是非、元気に生きている限り「家計簿」を続けていこうと思っています。

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