私は、モノを長く使うことが好きです。
モノを長く使えば買い替えの頻度が減り、長い目で見るとトータルコストが抑えられます。
そしてその分、家計から出ていくお金も減るので、自然とお金も残りやすくなります。
ですが、長く使うためには、それなりのメンテナンスも必要です。
そのメンテナンス代を支払ってまで、長く使い続けるメリットはあるのでしょうか?
わたしは、あると思います。
モノは使い続けるうちに劣化し、多くの方はそこで愛着が薄れ、買い替えを検討すると思います。
どれだけ「トータルコストが安くなる」と頭では分かっていても、愛着が薄れたモノにお金をかけるのは簡単ではありません。
しかし私は、逆にこう考えます。
愛着が薄れないように、定期的にメンテナンスをしてあげる。
新品に戻るわけではありませんが、「大切に使われている」という雰囲気や深い味わいが生まれ、むしろ愛着は増していきます。
メンテナンスだけでは消せない細かなキズや色褪せも、長い時間を一緒に過ごしてきた証であり、勲章のようなものです。
つい最近の我が家の話ですが、靴やソファ、車の外装のリペアにお金を使いました。
どれも結婚した頃に買ったモノで、ほぼ15年選手です。
使うことはできるものの、見た目の劣化はかなり進んでいました。
靴はすり減ったソールを張り替え、かかとの内側の擦れを当て革で補修してもらいました。
ソファはへたっていた中綿を全て新調して、カバーの軽いほつれを補修してもらいました。
車はボディ研磨と軽いコーティング、樹脂パーツの再塗装を行い、見た目を少しだけ整えました。
どれも完全に新品へ戻るわけではありませんが、昔の記憶がふっと蘇るような感触や使い心地があり、それでいて深い味わいも感じさせてくれます。
そして、「何が一番のメリットか」を考えたとき、トータルコストや愛着以上のものがありました。
長く使うために試行錯誤し、お金をかけて整えたモノから感じる“深い味わい”は、想像以上に幸福感を高めてくれます。
私は、これこそが一番のメリットではないかと思います。
そのモノを見るたび、使うたびに愛着が湧く。そう考えると、すごくコスパがいいんです。笑
もちろん、新しいモノを買う方が気持ちがいいという考えもよく分かります。
ですが、古き良きモノに手をかけてリフレッシュしてあげると、言葉にしづらいほどの満足感や幸せな気持ちが生まれます。
わたしにとって、日々の暮らしを豊かにする方法があるとすれば、それは「今あるモノに感謝すること」だと思います。
大切なモノをリペアしながら使い続けることで、その実感はより強くなっていきます。
そうやって幸せな感情を育みながら、長い目で見れば自然とお金も残りやすくなる。
私にとっては、一石二鳥です。
みなさんも日頃、大切にしているモノをできるだけ長く使えるように、少しだけ手をかけてみてはいかがでしょうか。
ホッコリした気持ちになって、きっと愛着も増していきますよ。

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