家計を改善する「お小遣い」の上手な扱い方

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導入:お小遣いの落とし穴(家計への影響)

みなさん、お小遣いはどのように使っていますか?
きっと「自分のために」使っていますよね?わたしもそうです。

例えば、ジュースやお酒といった嗜好品、スポーツジムやギャンブルなどの趣味に関わる費用、オシャレな洋服やアクセサリーなどの贅沢品。数えればキリがないほど、いろいろあると思います。

しかし、一見「家計とは別枠」であるはずのお小遣いですが、その扱い方を誤ると、家計全体を圧迫するほど影響力を持ってしまうのです。

では、何が問題で、どう改善していけばいいのか?
シンプルですが効果のあった方法をお伝えしていきたいと思います。

問題点:お小遣い以外から出費してしまうパターン

「自分のために」使うお小遣いですが…

実際には、本来お小遣いで支払うべきものを、家計の財布から出してしまうことが意外と多かったりします。

こうした出費こそが、いわゆる「使途不明金」となって家計をジワジワ圧迫している原因です。

一見、棲み分けできているつもりでも、実はあいまいだったり、「これは必要なもの」と甘く見積もっていたり。
その結果、知らないうちに「お小遣いが増えている状態」になってしまうのです。

例えば、ビールやお菓子といった嗜好品は、本来「お小遣い」で支払うべきです。なぜなら、お小遣いはあくまで「自分のために」が前提だから。

でも、食材の買い物のついでに「食費」から支払ってしまうと、

  • 食費がなぜか増えてしまう原因になる
  • 自分のお小遣いからではないため、制限なく買ってしまう

こうして「家計の食費が膨らむ」という悪循環が生まれます。
家族全員分となると、その出費はさらに大きくなってしまいます。

解決策(3ステップ)

では、どうすればいいのか?
ここからは、我が家で実践して効果のあったシンプルな方法を3ステップでご紹介します。

もちろん最適解ではなく一例ですが、実行してから家計の貯蓄ペースがぐっと加速した実感があるのでオススメです。

1. 家族みんなにお小遣い枠をつくる

我が家では最初、なぜか「お小遣い」という枠組みがあったのは私だけでした。
妻や子供たちは、必要と思ったらその都度、自由に買える状態。

でも、限度額が決まっているのと、そうでないのとでは「やりくりしよう」という熱量に大きな差が出ます。

そこで、家族一人ひとりに「お小遣い額」を設定。
その中で「どうやりくりするか」を考えてもらうようにしました。

2. 自分のための出費はお小遣いから支払う

【自分のための出費例】
  • 晩酌のビールやおつまみ
  • オシャレで着たい洋服
  • 自分だけが使うサブスク
  • 趣味(ゴルフや釣りなど)
  • お菓子やジュース

我が家では、ボーナスが出たら洋服を買ったり、スーパーでお酒やお菓子を「ついで買い」したりと、家計を圧迫する流れができあがっていました。

でもそれって結局、支出がぼんやり増えていくだけで、使途不明金の温床です。

そこでルールを明確化。
「自分しか使わないもの」や「自分だけが楽しむもの」は、必ずお小遣いの範囲で支払うように決めました。

「自分のため」という視点で線引きすると、すごくシンプルで迷いません。

3. 設定金額はストレスのない範囲で

お小遣いの設定額は、ストレスが溜まらない範囲で決めるのがポイントです。

  • 少なすぎるとストレスが爆発して、結局ほかで浪費してしまう
  • 多すぎると「余ってるから使おう」と無駄遣いに繋がる

このように、少なすぎても多すぎてもデメリットがあります。

適切な金額をしっかり吟味することで、自然と「やりくりしてみよう」という意識が生まれ、ストレスのない節約ができます。

さらに、家族全員で実践すると効果は倍増。
「家計は家族みんなで考えるもの」という意識が芽生えるのも大きなメリットです。

まとめ:家計も気持ちもスッキリ

お小遣いの扱い方を見直すと、家計も気持ちもスッキリします。

お小遣いは「家計とは別枠」と思われがちですが、実は扱い方次第で大きな影響を与えます。

「お小遣い」という枠をうまく活用することで、家計管理がより洗練され、節約の精度もアップします。

ポイントは3つ!

  1. 家族みんなにお小遣い枠をつくる
  2. 自分のための出費は「お小遣い」から
  3. 設定金額はストレスのない範囲で

これを意識するだけで、回り回って家族みんなの心が豊かになり、ストレスのない節約が続けやすくなります。

人それぞれ価値観は違いますが、少し立ち止まって「お小遣いの扱い方」を見直してみてはいかがでしょうか?

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